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工学院,物質理工学院及び環境・社会理工学院合同 学生国際交流プログラム
目次
内容
本プログラムでは、本サイトに掲載されている海外協定校との間で、意欲的で優秀な学生を対象とした様々な国際交流プログラムを実施しています。これらのプログラムでは、学生はホスト機関の研究室に派遣され、研究を行います。このような経験は、将来のグローバルな研究者に必要な、研究分野でのスキルや相互理解を深めるのに役立つと考えています。審査により選抜された学生には留学(派遣)経費の一部が支援されます。
- C1: Summer Exchange Research Program (SERP)
- C2-a: AOTULE Student Exchange Program (AOTULE)
- C2-b: アジア・オセアニア重点大学交流プログラム(AOSU)
- C3: その他の部局間協定や全学協定を結んでいる大学との交流
- C4: その他工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院が特に必要と認めた大学・機関等との交流
- C5: 工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院が時限で行う交流プログラム
C1、C2のカテゴリーに含まれる大学とは原則授業料不徴収協定があり、本プログラムで選出された学生は、派遣先大学での授業料は免除されます。
支援対象となる研究は以下の通りです。
- 海外大学等の指導教員の下での研究
- 国際的視野を広げるための研究 ※東工大との共同研究は対象外
※学位論文研究等の一部を実施するための研究は対象外
※講義の単位取得のみを主目的とする留学は対象外
募集
募集については、大学HPお知らせページに掲載されます。
「工・物・環合同学生国際交流プログラム」をご確認下さい。
「工・物・環合同学生国際交流プログラム」をご確認下さい。
第1回 | 第2回 | |
---|---|---|
募集期間 | 11~12月 | 4~6月 |
審査時期(目安) | 12月中旬 | 6月中旬 |
渡航開始時期(目安) | 6月~11月 | 12月~5月 |
応募資格
- 工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院の正規修士課程 1年生以上(※ 社会人学生は対象外)
- 本プログラムおよび各派遣先大学の滞在要件、語学・成績要件等の要求事項を満たしていること。派遣先大学の要件詳細は、募集時にお知らせする「協定校受入要件」に記載します。
- TOEFL(iBT) 70点 またはTOEIC 650点相当以上。 ただしこれ以下の場合でも、現地語ができるなど特別な理由がある場合には、対象者は応募前に必ず国際交流支援チームに相談した上で、その旨を記した理由書(様式任意)を添えて申請してください。なお、C5は基準が異なる場合があります。
参考
- 東工大全学ホームページでの留学プログラムの案内
- 外務省海外安全ホームページ
派遣費用
審査の結果により往復渡航費(実費)、または奨学金を支給します。
※研究機材・施設利用料や登録料が発生しても、別途支給しません。
※ビザ取得費用は自己負担とします。
※国費留学生およびJSPS特別研究員学生には、往復渡航費相当(実費または現物)のみ支給します。
※他の奨学金との併給も可能ですが、支給額は調整されます。申請用紙に必ずその旨記載してください。
※研究機材・施設利用料や登録料が発生しても、別途支給しません。
※ビザ取得費用は自己負担とします。
※国費留学生およびJSPS特別研究員学生には、往復渡航費相当(実費または現物)のみ支給します。
※他の奨学金との併給も可能ですが、支給額は調整されます。申請用紙に必ずその旨記載してください。
注意事項
- 受入手続きから留学開始まで3カ月以上を要するため、留学開始日は余裕をもって設定してください。
- 留学期間が本学の授業期間・試験期間と重なっている場合、応募には慎重を期してください。国際交流支援チームおよび国際交流実施委員会は、学生が受講している授業の担当教員との調整には一切関わりませんので、自分の責任で行ってください。
- 書類提出および面接については、感染症(新型コロナウィルスおよびインフルエンザ等)による出校停止や交通遅延など外的要因による理由であっても特別措置は取られないため、余裕を持ったスケジュール、徹底した体調管理の下で応募してください。
- 本プログラムに採択された学生は、原則として、広域教養科目> 国際研究研修 等、指定された科目の履修が必要となります。
- 申請者および採択者は工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院や大学が実施する国際交流事業に積極的に参加してください。また採択者は、特段の理由のない限り、以下の依頼に対応してください。(留学報告会への参加、本学HPへの報告書への滞在記の執筆、この派遣事業に関係する行事への参加など)
情報収集
最新の留学事情や傾向、留学希望先の状況や特徴、派遣学生の体験談などを適切に情報収集することで、より建設的な留学計画を立てることに役立ちます。
東工大全学ホームページ留学案内では、留学に関する各種情報が提供されています。
収集方法
- 全学留学イベント、留学報告会等への参加
- 興味ある大学のホームページ>Research 等で情報収集
- 全学・留学体験談 や留学体験記 等で情報収集
- 留学コンシェルジュサービスの利用 や 国際交流支援チームへの問合せや留学相談
収集すべき情報
- 留学プログラムの種類・特徴について
- 対象校、費用、奨学金、語学要件、留学時期や期間、応募方法について
派遣先の選び方
- 国で選ぶ(地元の学生が多い環境・多国籍の環境・使用言語)
- 立地で選ぶ(都市型・地方型)
- 大学・研究室で選ぶ(大学ランキング・特色のある研究・幅広い研究)
- サポート体制で選ぶ(C1, C2はコーディネーターによるサポート有り)
- 受入要件で選ぶ(GPA・語学)
応募手順と審査・採択
- 「募集要項」に従って、国際交流支援チーム宛てに申請してください。
- 国際交流実施委員会委員による書面審査および面接で採択の可否を決定します。
- 面接は英語で行います。約5分で簡単な自己紹介と留学の意義や計画について説明してください。その後、約5分間は関連する事項について質疑応答を行います。
- 面接の際、資料を配布して発表することは認められていません。(留学計画を説明するのに必要な資料・データは全て応募申請書類に含めてください)
- 面接試験であることから、原稿を読むような発表は慎んでください。
※ただしZoom面接の際は、PPT2枚まで共有することが認められている。 - 採択可否の連絡は本人および指導教員宛に行います。
留学(派遣)に関する手続き
時期 | 手続き等 | 提出先等 |
---|---|---|
できるだけ早く1 | 留学期間 5の決定と教員会議の承認 | |
留学月の前々月末まで | 「留学願」等提出 | 東工大ポータルの申請システム(T2APPs)から提出 |
留学期間が決定次第 | 「誓約書」の提出 | 東工大ポータルの申請システム(T2APPs)から提出 |
渡航2か月前 | 「JASSO協定派遣」奨学金受給登録の各種書類 ※該当者のみ | 国際交流支援チーム |
渡航1か月以上前 | 「学生国際交流基金」2 振込の請求 ・「学生国際交流基金請求書」 ・「銀行口座等振込依頼書」 ・承認済み「留学願」のコピー | 国際交流支援チーム |
前学期または後学期の履修申告期間中 | 「国際研究研修」等の履修 | 教務Webシステムおよび担当教員へメール |
出発日の2週間前まで | 本学指定の「海外旅行保険」および危機管理サービス(治療・救援費用3,000万円以上、個人賠償責任1億円以上)への加入 | 指定URLからオンライン登録 |
留学準備(各自) ・ビザ取得(必要な場合)3 ・宿舎や航空券の手配4 |
- 留学月の前々月末までに、留学願を提出し、代議員会を経て承認を得る必要があります。(ただし、9月出発の場合は8月に会議が行われないため6月末までに提出)。 なお、受入手続きから留学開始まで3カ月以上を要するため、留学開始日は余裕をもって設定してください。
- 「学生国際交流基金」は工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院が提供する留学奨学基金です。本プログラムに採択された学生は、JASSO(日本学生支援機構)など種々の奨学金の対象者となる場合がありますが、その際、同基金からの受給額は調整されます。
- ビザが必要な場合があるので、受入先と連絡を取り、必要書類を調べ、各自で対処してください。なお、ビザの取得に必要な「奨学金受給証明書」等の発効は国際交流支援チームへ依頼してください。
- 宿舎については受入先と連絡を取って大学の寮などを紹介してもらうとよいです。
- 留学期間が変更になった場合は、国際交流支援チームと教務課へ至急連絡してください。基金は申請の期間を考慮して決定しており、期間短縮の場合には減額することがあります。
時期 | 手続き等 | 提出先等 |
---|---|---|
留学終了前 | 受入教員より「成績証明書」「評価書」1受領 | |
帰国後すみやかに | 「留学終了報告書」等 提出 | 東工大ポータルの申請システム(T2APPs)から提出 |
帰国後2週間以内 | 「JASSO協定派遣」奨学金受給終了の各種書類 提出※該当者のみ | 国際交流支援チーム |
帰国後1か月以内 | 基金報告書・評価書等 提出 ・「工・物・環学院合同 学生国際交流プログラム報告書」2 (電子ファイル) ・出入国確認のための書類 (パスポートの出入国スタンプのコピーまたは搭乗券半券コピー) ・受入教員の「評価書」3 |
国際交流支援チーム |
留学単位認定手続き | 教務課(大岡山・すずかけ台) |
- JASSO短期派遣生奨学金受給者は、覚書により評価書(様式任意)の提出が決められています。
- 「工・物・環学院合同 学生国際交流プログラム報告書」氏名・所属とともに本学ホームページに掲載します。
- JASSO短期派遣生奨学金受給者は必須、他プログラムは必要な場合のみ。
プログラム5種
C1: Summer Exchange Research Program (SERP)
概要 | SERP協定大学への短期派遣プログラム |
募集時期 | 第1回・第2回 *大学HP本プログラム派遣募集のお知らせの協定校受入要件を参照 |
派遣人数 | 各校2名程度 (前年度の成績評価係数GPAが2.30以上であること) |
授業料 | 免除 |
派遣期間 | 2~3か月程度(時期・期間は受入研究室の定めるところとする)※60日未満応募不可 |
注意事項
- 協定大学によって、要件が異なる場合がありますので、大学HPの本プログラム派遣募集のお知らせページ掲載の「協定校受入要件」を参照下さい。
- 派遣先大学の都合で希望の研究室に配属されない場合があります。
C2-a : Asia-Oceania Top University League on Engineering (AOTULE)
概要 | AOTULE 加盟大学への短期派遣プログラム |
募集時期 | 第1回・第2回 *大学HP本プログラム派遣募集のお知らせの協定校受入要件を参照 |
派遣人数 | 各校2名程度 (前年度の成績評価係数GPAが2.30以上であること) |
授業料 | 免除 |
派遣期間 | 通年2~3か月程度(時期・期間は受入研究室の定めるところとする) ※60日未満応募不可 |
注意事項
- 応募前に、必ず国際交流支援チームへ連絡し、指示を受けてください。指示の前に先方の教員と受入の交渉は開始しないでください。
- 派遣先大学の都合で希望の研究室に配属されない場合があります。
C2-b: Asia-Oceania Strategic Universities Exchange Program (AOSU)
概要 | AOSU協定大学への短期派遣プログラム |
募集時期 | 第1回・第2回 *大学HP本プログラム派遣募集のお知らせの協定校受入要件を参照 |
派遣人数 | 各校2名程度 (前年度の成績評価係数GPAが2.30以上であること) |
授業料 | 免除 |
派遣期間 | 通年2~3か月程度(時期・期間は受入研究室の定めるところとする) ※60日未満応募不可 |
注意事項
- 応募前に、必ず国際交流支援チームへ連絡し、指示を受けてください。指示の前に先方の教員と受入の交渉は開始しないでください。
- 派遣先大学の都合で希望の研究室に配属されない場合があります。
C3 : その他の部局間協定や全学協定を結んでいる大学との交流
概要 | 協定校への留学(派遣)(C1,C2派遣大学を除く)
・C3-a: 工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院のいずれかの学院の 部局間協定校 ・C3-b: 全学協定校 |
募集時期 | 第1回・第2回 |
派遣人数 | 指定なし |
授業料 | 不徴収は確約されない |
派遣期間 | 通年2~3か月程度(時期・期間は受入研究室の定めるところとする) ※60日未満応募不可 |
注意事項
- 申請には受入を希望する研究室や専攻等の記載が必要となるので、応募時に受入先との交渉を開始しており、先方の受入許可を得ていることが望ましい。
- 全学協定校への授業料不徴収での留学を希望する場合には、原則として留学生交流課で実施している派遣交換留学へ応募してください。 応募できない場合、および全学不徴収プログラムとして不採択の場合には、申請書類に理由書を添えてください。
過去の派遣先大学(順不同)
ワシントン大学、カリフォルニア大学バークレー校、ジョージア工科大学(米国)、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)、 スウェーデン王立工科大学、ヨンショービン大学(スウェーデン)、ミュンヘン工科大学、ドイツ航空宇宙センター(ドイツ)、デルフト工科大学(オランダ)、 ジェノヴァ大学(イタリア)、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(スイス)、中東工科大学(トルコ)、ソウル国立大学(韓国)
C4 : その他3学院が特に必要と認めた大学・機関等との交流
概要 | C1~C3以外で、3学院が特に必要と認めた大学・機関等への留学(派遣) |
募集時期 | 第1回・第2回 |
派遣人数 | 指定なし |
授業料 | 不徴収は確約されない |
派遣期間 | 通年2~3か月程度(時期・期間は受入研究室の定めるところとする) ※60日未満応募不可 |
注意事項
- 申請用紙には、受入を希望する研究室や専攻等を記載すると共に、その大学へ留学する必要性を説明した理由書(様式任意)を添えてください。
- これに加えて、系・コース長または指導教員が作成したその大学・機関と今後、組織的な学生・学術交流の発展が期待できる旨が記載された理由書(様式任意)も添えてください。 なお、申請時に派遣先大学との交渉が始められており、先方の受入許可を得ていることが望ましい。
過去の派遣先大学(順不同)
アメリカ・カトリック大学(米国)、トロント大学(カナダ)、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(アイルランド)、マックスプランク研究所(ドイツ)、香港城市大学(中国)
C5 : 工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院が時限で行う交流プログラム
概要 | 工学院、物質理工学院、環境・社会理工学院が国内外の財団等から時限のついた支援を受けて実施する国際交流プログラムによる大学・機関等への留学(派遣) |
募集時期 | 随時、当ホームページにて案内 |