HAPPIER-ACEワークショップ2019趣意書 Six University Human Assets Promotion Program for Innovative Education and Research

HAPPIER-ACEワークショップ2019趣意書

令和元年8月

HAPPIER特任教授/CITL協力教員 西原明法

教育は,研究や社会貢献と並んで,大学の重要な使命ですが,教員の評価は主に研究成果によることが多く,また「授業負担」という言葉があるように(「研究負担」という言葉は無いであろう)教員にとっては優先順位が下がりがちです。しかし授業で優秀な学生を魅了して,多くの優秀な学生が研究室に来れば,研究のアクティビティも上がり,研究成果も上がるでしょう。

本学では全学FDも実施していますが,より少人数で密な議論をする場も必要と考え,本ワークショップを企画しました。大学での教育や研究について,少人数のグループで双方向の議論をし,大学での職務,特に学生や社会に対する我々の義務を考え,次のステップアップにつなげるワークショップを実施します。

本ワークショップではアクティブラーニングも取り上げますが,授業に動画を取り入れることを目的とする方は, CITLの動画を活用した授業設計セミナーを受講して下さい。

コーディネータ:西原明法、HAPPIER特任教授, 教育革新センター(CITL)協力教員、 2016年3月まで社会理工学研究科人間行動システム専攻教授,元教育工学開発センター教授, IEEE Region 10 (Asia Pacific) Director, 2019-2020, 2009年東工大教育賞,2013年東工大工学系教育賞, 2016年科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 理解増進部門, 2017年電子情報通信学会教育優秀賞,等


  1. HAPPIER: Human Assets Promotion Program for Innovative Education and Research (工系人材養成機構)
  2. Faculty Developmentは,参加する人はunderdevelopedであるという印象があるため,ACE (Academic Career Enhancement)という言葉を作りました。

教育のACE-Eの他に,マネジメントのACE-M研修もあります。