6大学工学系人材養成連携
世話人のメッセージ
北海道大学工学研究院、東北大学工学研究科・環境科学研究科・医工学研究
科、東京工業大学工学院・物質理工学院・環境・社会理工学院・生命理工学院・
情報理工学院、名古屋大学工学研究科、大阪大学工学研究科・基礎工学研究科、
九州大学工学研究院・システム情報科学研究院は、人材育成のために大きく2
つの連携活動を行っています．
１つは2005年度より始まりました常勤若手教員の人材交流プログラムの運営
です。これは6大学間での人材交流により、研究・教育・組織運営におけるリー
ダーとして活躍が期待される人材の育成と、参加組織間での知の共有化、参加
組織の共進化を目的としたものです。連携大学への3年間の出向（在籍，転籍
またはクロスアポイントメント）を経て原籍の大学に戻った教員は、いずれも
大きく広がった研究の幅や人的ネットワークを活かして活躍し、また異なる文
化を体験したことも各所で活かされているなど、これまで大きな実績をあげて
きています。
いま１つは2015年度から実施されている6大学合同の人材育成活動です。ACE
(Academic Career Enhancement)イニシアチブと名付けられたこの試みは、次
世代を担うリーダーを育てることを目標に、若手教員向けの研修プログラムを
企画・運営してまいりました。
2022年度は、教育・研究のあるべき姿を議論する6大学助教交流会を11月に実
施する予定です。
これら２つの活動を通じて、若手教員の視野の拡大やネットワーキングなど
により、参加大学の教育研究活動がますます活性化することを期待しています。
高田潤一
東京工業大学環境・社会理工学院長、六大学工学系人材連携 世話人
2022年4月
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